ありんこちゃんの愛とバレエ
その1〜きっかけ
 はじめてバレエを意識したのは、『コーラスライン』でザック(M・ダグラス)がバレエ経験のないオーディション受験者を拒否したシーン。ダンスってのは、バレエやってないと駄目なんだなーって思った。
バレエをやりたい、と思ったのは『ホワイトナイツ』でニコライ(M・バリシニコフ)がぐりぐりぐりぐり回った時。しかもスニーカーで(これは、現役ダンサーの方に指摘されて気付いた)。

ホワイトナイツのワンシーンの図

 ま、その後、『ダーティー・ダンシング』観てマンボ踊りたいとか、『ダンシングヒーロー』観てパソ・ドブレ踊りたいとか、パリンヤ観てムエタイやりてぇとか(←まちがい)、まあ、フラメンコとか、タンゴとか、タップとか、サルサとか、とにかくダンスは習いたいと思っていたのだけど、1から始めるとなると、なかなか腰が上がらないもので。
 そうこうしてるうちに、三十路になるでございますよ。

 ある日ぼーっとテレビを見ながら母が言いました。
「うちのお客さんでクラッシックバレエやってる人がいるんだけど、話聞いてみる?」
それは願ってもないこと!
ありんこちゃんは頷きました。もしかして、これが最後のチャンスかも。

ありんこちゃんママとありんこちゃん、お茶を飲むの図


「ベルギーのバレエ団に所属してるバレリーナなの。公演があるっていうと3ヶ月間くらい海外に行っちゃうから、全然来なくなっちゃうのよ」

 …はい?
それちょっとレベル高すぎ。
それどころか、もう世界が違いすぎ。
せいぜい、自分が習ってきた経験上、こういう教室が良いよと、アドバイスしてくれる中級者くらいかと思ってました。
 同級生にも、バレリーナになった子がいます。全く親しくないからっていうのもあるけど、とても彼女に良いバレエ教室知らない?とは聞けない。それが、全く知らない人ならば尚更です。
 てゆーか、もしかして、それって毎回こまめに里帰りしてるだけであって、ベルギーに住んでるんじゃないのか?今の日本のバレエ教室(しかも初心者向)の動向なんて分かるのか?


「歳は30代後半くらい」

うっわ〜。
軽く見積もってバレエ歴30年ってとこですか。若さで踊るのではなく、技量でしっとり踊るお年頃ですね。
色んなしがらみやら嫌がらせやらされたりしたりしてきたんだろうなあ(←偏見)。
よく、漫画なんかでトゥシューズに画鋲入れたり、レオタードの縫い目切ったりっていういやがらせが描かれてるじゃん。
クラシックバレエって怖いイメージがあるし。いぢめられたらどうしよう…(←偏見)。

「その人、どんな人?」
「こんな人」
母は、丁度TVに出ていた舞台俳優さんを指さしました。

TVに出ていた俳優さんアイコン

それは、垂れ目で笑い皺のキュートなアジア系の男優さん。

え?

殿方?

男の人でもバレリーナっていうの?これは女性名詞ではないのか?

「あとね、頭良さそうで、スラっとしてて、借りてくビデオのセンスが良いの」
母はレンタルビデオ屋さんで働いてます。誰とでも仲良くなってしまうのは母の特技です。

 取り敢えず、駄目もとで初心者によさげなバレエ教室を知ってたら教えて貰えるよう頼んでみました。
彼が日本にいるうちに、答えが分かるとよいです。
何ヶ月も待つのはちょっとね。

 筋肉フェチのありんこちゃんとしては、バレエ・ダンサーの筋肉が見てみてぇ(←本音)。
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