ありんこちゃんの愛とバレエ
その35〜ぐりぐり
 王子が、ヌレエフというバレリーノのレッスンビデオを貸してくださいました。
で、ありんこちゃんが気になったのは、彼の華麗なるジャンプではなく、バーレッスンのひとコマ。
膝下はぐりぐり動かしているのに、膝上はぴくりとも動かないのにいたく感動しましたさ。
貸し出し責任者ということで、そいつを王子にやってくれとせがんでみました。
「ぐりぐりやってください」
「ぐりぐり?」
「前にお借りしたビデオで、おかっぱ頭の人がやってました」
「何を?」
「足を横にあげて、膝下を曲げてぐりぐり回すヤツです」
「ああ(軽く壁に手をついてやってみせる)、これ?」
「ぴくりともしませんねえ(うっとりみとれている)」
「ぴくりともしちゃいけないんです」
「そうですか」
「そうです」
私のこのおねだりは、会うたんび会うたんび、随分長いこと続きました。
ジーンズを履いたままやってくれた時は、膝上と膝下の静と動のバランスにうっとりするのですが、レッスン時にやって頂くと、太腿の筋肉の動きにうっとりします。
ひと粒で2度美味しいとはこのことです。(←まちがい)


王子にぐりぐりをさせるありんこちゃんの図


 そ・れ・を、レッスンでやったのですよ。
ぐりぐりとは、足をア・ラ・セゴンドに90度あげて、膝下をアン・デオール(外側)とアン・デ・ダン(内側)にそれぞれ回すこと。
正式名称をロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールというそうです。
しかし、なんでこの時、王子は名称を教えてくれなかったんだろう…。
ありんこちゃんが馬鹿だからだろうか。

 ともかくこれを、自分が体験できるなんて、大感激。先生だいすき!
実際にやってみると、まず、足を90度にあげていなくてはならない、というところで苦行を強いられます。
そもそも、足、上がらないっちゅーの。
だってこれ、ウエストを細くするためのエクササイズとすごく似ている。
アン・デオールは、前5番から、後ろルティレ、前ルティレ、ア・ラ・セゴンド、で後5番につける。
アン・デ・ダンは、後5番から、前ルティレ、後ろルティレ、ア・ラ・セゴンド、で前5番につける。
ああ、こんなに辛い所行を私は、ストレッチもしてない状態の王子に「やってやって」とせがんでいたのか。
無知って怖い。
ま。でも相手はプロだし、筋肉の鍛え方も違うからいっか。(←まちがい)


ぐりぐりするありんこちゃんのアニメ


 しかし、不思議。
 ヌレエフや王子や先生がやるのと、私がやるのとでは見た目が全然違う。
 足を上げることが精一杯で、膝上を固定するところまで気を配れていないのと、側筋を使えていないのが原因でしょう。
 太腿の筋肉が突っ張らかってます。
 そのせいで、膝を折った時の力の配分というか、抜き方というんだろうか、ピンとこない。
 ウエストが細くなる前に、太腿がムキムキになりそうです。

 今日覚えたこと。
ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール
アン・レールは空中で、という意味。足を宙に浮かせて動作します。
これに対して床に足をつけて動かすことをア・テールといいます。

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